水の国



大好きな「ブラタモリ」の最新作「水の国・熊本編」を見た。相変わらず地形マニアのタモリさんと、地元熊本の地質専門家とのやりとりがたまらない。旅番組なのに、ちょっと知的。最近はこういうのは、テレビで見かけなくなったかも。

阿蘇山をいだく「火の国」熊本は、なんと日本随一の「水の国」でもあったのね。阿蘇山から古代に噴出した火砕流が何層にも重なっていて、豊かな地下水をたくわえる地層を形成しているのだそうだ。自分から吹き出す「自噴井戸」も100本以上あり、清浄で豊な水が市民の飲料水となっている。

一昨年、大学の仕事で中東へ出張した際に「人工的に水を作らなければならない」ことの大変さをあちこちで目にした。日本は、どこにでも水を得ることができる。日本に住んでいると、当たり前に感じてしまう。しかし、これがどれだけ有難いことか。


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